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2012/02/08

さらば、GT Karakoram Elite 91

GT Karakoram Elite 91 by sunmi_prod
GT Karakoram Elite 91, a photo by sunmi_prod on Flickr.

 先日次なるオーナーの元へと旅立ったGT Karakoram Elite 91の最後の写真です。実家付近のトレイルを乗る為に組んだものでしたが、実家の両親に煙たがられ連れ戻して保管していました。戻ったら戻ったで、奥さんに煙たがられ居場所を失ってしまい、新たな引き取り手を探すこととなりました。
 昨年からか、アルミの29erとして久しぶりに復活を遂げたKarakoramですが、80年代後半から90年代半ばまではクロモリの26インチモデルでした。GTの主流モデルがアルミに変わり、スラローム等の下り/アクション系が台頭するにつれフレームのスローピング化が進行しました。これに伴い、フロントトライアングルが小さくなって、GTの特徴的なトリプルトライアングルも小さく、意匠的になっていきました。この当時のはトップチューブがホリゾンタルに近く、トリプルトライアングルの形状も分かり易いです。
 以下、あまり多くのフレームを乗った事の無い素人目線の推測&感想です。このモデルでは後年のモデルに比べ、トリプルトライアングルパイプ同士の接点が少なく(後年のアルミフレームはシートステーとトップチューブが並行に近くは幅広い面でガッチリ溶接されている)、柔らかい乗り心地の印象でした。マニュアル状態で縁石から後輪着地でドロップした際の感覚がマイルドでした。で、登りはグイグイ行けてとても好印象でした。
 太めのスリックで移動&公園、河川敷ダート用に残しておきたかったですが、広い住宅に住めない自分の甲斐性無しということで、お別れとなってしまいました。

クランク大好き!

cranks by sunmi_prod
cranks, a photo by sunmi_prod on Flickr.

 パーツを入れ替えを検討してバイクをバラしていたら、スクエアテーパーのクランクが5本も揃っちゃった。滅多にないチャンスなので、まとめてパチリ!
 この中で一番手前のWhite IndustriesのENOだけ現行ものですが、それ以外は90年代のもの。残念ながら現役世代ユーザーではありませんが、この世代のクランクの形が大好きです。やはりシルバーのシュッとしたアームに5アームのスパイダーは素敵です。最新のENOも広い意味では5アームですね。
 自分の脚力的にはこの古いスタンダードでも何ら支障がありませんが、パーツの入手で苦労することも増えてきました。スクエアテーバーBBの73mmは地味に探すのに苦労します。(Philがいいのは分かっていても、値段がね...。)チェーンリングもPCD94は手頃なサイズと品質のものは手に入り辛いですね。PCD110はかつてはマウンテンやBMXレーサー、現在はコンパクトのロード、ツーリング等の用途で使用されていたのでまだ入手し易いです。でも普通に入手可能な最小サイズは34Tぐらいなので、マウンテンのフロントシングル的には厳しいかなぁ。
 White Industriesがクラシックな見た目そのままで、ホローテック2形式とかで出したら即買いなんだけどなぁ...。

 ちなみにチェーンリングのサイズ関連の問題はHomedbrewed Componentsにお願いすれば案外リーズナブルにカッコイイチェーンリングが手に入りそう!

Homedbrewed Components
http://homebrewedcomponents.com/
Bike Biz Tokyo(国内代理店)
http://blog.bikebiztokyo.com/?cid=14